インタラクティブ展覧会 「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」を見てきました:後編(遊園地編)

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アート編で長文を書いたせいか、燃え尽きてしまいしばらく更新が滞っておりました。
さぁ!お待たせしました遊園地編です。前編はこちら

まずはこの遊園地のテーマのご紹介ですが「共同で創造する「共創(きょうそう)」の体験を学ぶ」です。各作品に「身に付く力」という項目があります。遊園地という名前とはいえ、最終的には学習を目的としているんですね。

以下 解説抜粋
今日の僕らの仕事を、僕が小学生になったばかりの30年前に、世界中のどの大人が想像できたでしょう?
情報社会が到来し、全てはネットワークで繋がり、社会の変化はますます加速するでしょう。今の子どもたちが、30年後に、どんな仕事をしているか、僕には、さっぱり想像ができません。
創造性こそが、歴史の年号を覚えることよりも、計算がうまくできることよりも、非常に大事なことになってきているのです。

という事なんです。
現在の教育は暗算の延長で自由な発想を矯正する所、スマホ、ゲームなどの個人的で受動的な脳作業を問題提起しています。一方で今日の社会や、企業ではチームでクリエイティブな成果を出すことを求められてきていると。そこで…

「最新のデジタルテクノロジーを使い、子どもたちが同じ空間で、自由に体を動かし、互いに影響を与え、共同で創造していく」
これが今回のテーマでございます。

いざ遊園地編へ

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アートエリアを抜けるとちょっとしたチームラボのご紹介コーナーがありました。小さかったですが。そこでアート編の作り方をフローチャートで紹介されていました。そして遊園地エリアの門をくぐると。。。
人、人、人。特に子供!
アートエリアはそんなに混んではいませんでしたが、遊園地エリアが混雑していたのですね。

まだ かみさまが いたるところにいたころの ものがたり

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入り口付近に置かれていた作品です。
象形文字が作品上部からゆっくり降ってきます。タッチするとその文字が持つ物体があらわれます。例えば川や月、動物も。動画を見てもらえば分かりますが壮大な世界で雰囲気は水墨画のようです。まだアート編の続きのような雰囲気ですね。背景も変わったり、効果音も流れます。ゆっくり降りてくる文字を見てこの文字なんだろう?と推測しながら待たせる所がミソですね。
身長の高い大人は子供よりもタッチの差で有利になります。場所を占領すると子供からのタックルを食らいますので程々にして次へ。
身につく力:
象形文字という概念、パターン認識力、因果関係把握力

»youtubeで作品を見る

天才ケンケンパ

先ほどの作品のお隣にあった作品。タイトルがいいですね。天才って(笑)子供がテンション上がりそうなタイトルです。ケンケンパご存知ですよね?最近の子供のケンケンパは着地時にきれいなグラフィックが現れる時代になりました。湖のような中に○△□といったオブジェクトがありそこに着地するとそれにあわせたグラフィックが現れます。
こちらも足腰の弱った大人でも夢中にケンケンパしちゃいます。
身につく力:
バランス感覚、パターン認識力(+仮説を自ら検証する力)、協調性

»youtubeで作品を見る

お絵かきふなっしー

解説にはこう書いてあります。
「この広場では、みんなが描いた人や梨の妖精たちが動き出します。」
そう。梨の妖精ことふなっしーです。
奥からはあの独特の「なっし~~~~」の声や歌が。
この作品狭いブースの割にすごい数のお子様がいらっしゃって激コミです。さすがふなっしー。
ゆっくり見れなかったのは残念ですがお上品なお子様達と揉み合いには慣れていないので早々に次へ。
»youtubeで作品を見る

3D お絵かきタウン

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絵を描くとその絵が3D空間に追加されて行く作品。
傍目からだと子供騙しかと思うかもしれませんがそれはまったく違います。youtube見てみてください。細かい所に配慮されていて、「絵を描く→ほんの2~3秒でスキャン→画面に登場」とか、「平面に書いたはずのUFOの絵が3Dになってくるくる回る」とか、「ランダムに意味不明なゴジラ的なやつが現れて街を(壊さず)練り歩く」とか、いろんな仕掛け、工夫が細部にあり大人もストレス無く入り込んじゃうんですね。発想をすぐに、面倒臭くなく、夢中で楽しめる。制作者の方々の熱意を感じます!
また、見ているだけでも楽しいです。絵の中にそれぞれの個性が感じられます。大人が書いた写実的な絵もあれば、ぶっ飛んだ絵、笑いを誘う絵、それがいくつもいくつも追加されて行くんです。
身につく力:
クリエイティビティ・表現力の発揮、論理的思考力、空間把握力

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光のボールでオーケストラ

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こちらの作品は遊園地エリアの中央に位置していました。時間制で結構な行列。自分は直接体験していないのですが、仕組みとしてはボールを叩くと音が出る→色が変わるといった流れですが、大きいボールは周囲と連動しているのがポイントのようです。また他者も触りますのでまさに「共想」をダイレクトに味わえる作品ではないでしょうか。
身につく力:
空間把握力、自己効力感の醸成、協調性

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小人が住まうテーブル

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テーブルの上にたくさんの小人が歩いたり、ジャンプしたり、滑ったり、飛び跳ねたり、いろんな動きをします。小人を用意されているオブジェクトで促したり、邪魔したり、遊べます。触って反応を見て理解する、次はどうしようかと改善して行く。そんな思考が学べます。
身につく力:
パターン認識力、論理的思考、クリエイティビティ・表現力の発揮、重力という物理法則

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お絵かき水族館

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こちらも先ほどの「お絵描きタウン」の様に絵を書く→スキャン→作品内に登場!系の作品。
先ほどの「お絵描きタウンと」違うのは自分達の描いた魚に触ることが出来る所。触られると魚は、いっせいに逃げ出だす仕掛けや、エサ袋に触ることによって、魚にエサをあげることもできます。そういったインタラクションの部分と水の中の魚の様にふわふわと漂う、しっぽを動かす、進行方向が変わる所などが見所。こっちも見てるだけでも時間が過ぎて行く。。。
身につく力:
クリエイティビティ・表現力の発揮、多様性の尊重、自己効力感の醸成

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つながる!積み木列車

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遊園地エリアをぐるっと一周してこちらの作品が最後になります。
積み木を配置する事によって線路ができ、そこを列車が走り出すという作品。
積み木の種類、位置によって線路、表示が変わるルールがあります。
3D即席シムシティーみたいなものでしょうか?その仮想空間は背後にある巨大モニターに映し出されます。
身につく力:
クリエイティビティ・表現力の発揮、パターン認識力、空間把握力、論理的思考力

»youtubeで作品を見る

以上で今回の展覧会はおしまいです。
アート編、遊園地編ともに感じた事ですが、また見てみたい。また触ってみたい。という事です。それは単純に視覚で見たいというだけではなく、インタラクションという要素がもっとこうしたら面白くなるんじゃないか?というものづくりの根本的な「わくわく」をくすぐるそんな作品ばかりでした。そして遊園地編の「共想」というテーマがですが、どの作品も見ず知らずの大人、子供が一緒になって楽しむ、学ぶ。コミュニケーションツールとしての可能性もあるのではないでしょうか?現に彼らは既に日本というステージから飛び出し、グローバルに活躍しているのですから。
また近い将来面白い事をしてくると思いますので、その際にはまたレポートできたらと思います。前編はこちら

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